
2023.02.26
2021.03.15
業界トレンドニュース
実は、近年では逆に大手企業を中心に生産拠点を国内に置く、または戻す会社が増えてきているのです。
例えば、経産省のアンケート調査では、「海外で生産していた製品・部材を国内生産に戻したケースはありますか?」という質問に対し、「ある」と回答した企業は2016年の調査では11.8%、2018年では14.3%と若干かもしれませんが、増えていました。この辺りを今回はしっかりと確認していきます。
私達は愛知県名古屋市に本社を置く、工場など製造系のお仕事を中心に人材派遣や人材紹介等を展開する総合人材サービスの会社です。 「あなたの探す仕事がきっと見つかる!」をコンセプトに事業を展開させて頂いております。
経済産業省の発表では、製造業の国内回帰の状況について「生産を国内に回帰させる動きが継続していることがうかがえる。」との報告もあります。
(参考資料:経済産業省「製造業を巡る現状と政策課題~Connected Industriesの深化~?」「第2節 国内拠点の強じん化に向けて」)
この理由はズバリ・・・
「グローバル最適地生産」が重要視
グローバル最適地生産とは、グローバルな需要と立地環境に合わせて世界各地に生産拠点を配置することを指します。
単に目先の生産コストを下げるために生産単価が安い国で生産を行うのを止め、全体最適を見た上で海外で行っていた生産を国内(もしくは別の国)に移管するようになりました。
(出典:経済産業省「?国内拠点の強じん化に向けて?」)
また、当然、国内の本社とスムーズに連携ができるので、本社と工場(現場)が一体となり生産効率や品質を向上させやすくなるという理由があげられます。
多くの製品は複数の工場で各部品を製造します。製品を作るにあたり、それぞれの工場との距離が物理的に近くにあることで、材料入手などの時間を短縮できます。
その結果、受注から生産までの時間(リードタイム)を短縮することができ、競合企業に対して優位に立つことが可能になるという考えもあるようです。
現在はコロナで外国人旅行者が日本に来ることもできなくなっていますが、コロナが収束した後にはまだこのインバウンドニーズは大きくなります。
コロナ前のインバウンド需要において、メイドインジャパンであることの評価を改めて再認識した企業も多くいたのではないでしょうか。
これが改めて、日本でのものづくり回帰にもつながったと考えられます。訪日外国人が日本で買い物をする理由は、「メイドインジャパン」の製品を購入したいから。
信頼性や安心感が高いという認識が全世界で評価されており、多少価格が高くても、日本製であることが購入の決定要因になっているようです。
皆さんの日常のお仕事ぶりが間違いなく高く評価されているということになります。
また、これから製造業でお仕事をすることを検討している方も未経験から携わることができるお仕事もたくさんあります。
ぜひ、一緒に製造業を盛り上げていきましょう!!
はい、今回の工場求人ジョブズのブログでは「国内に製造拠点を増やす製造業が増えている!?【製造派遣の視点】」をお伝えさせて頂きました。 ぜひ、皆様のお仕事探しの参考にして頂ければと思います。次回も楽しみにお待ち下さいね!
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