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梱包作業はきつい?仕事内容やきついと言われる理由を解説

梱包作業はきつい?仕事内容やきついと言われる理由を解説

2024.04.03

その他

梱包作業は、時間内にノルマをこなさなければならず、閑散期と繁忙期の忙しさに差があることから、きついと感じる方も多いかもしれません。しかし、誰でも挑戦しやすく高いコミュニケーション能力を必要としないなど、実はメリットも多い仕事です。

そこで今回は、梱包作業の業務内容やメリットを解説します。これから梱包作業に挑戦しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。


梱包作業とは


まずは、梱包作業の概要を説明します。


梱包作業の業務内容


梱包作業とは、配送中に商品が壊れないように梱包することを指し、作業内容は以下の2種類に分けられます。


外装:弾力性のある素材やガムテープで商品を包む作業

内装:商品が動かないように緩衝材で隙間を埋める作業


梱包作業に難しい作業はなく、誰でも挑戦しやすい仕事ですが、商品に適した梱包方法を瞬時に見極めるスキルも必要です。注文者だけでなく、倉庫や工場に向けた発送作業を行う場合もあり、会社によっては梱包した荷物のラベル貼りや最終確認を担当するケースもあるでしょう。また、梱包作業は基本的に立った状態で行いますが、椅子を支給してもらえるケースもあるので、気になる方は事前に確認しておくことをおすすめします。


包装とは何が違う?


梱包が配送中の荷物を保護する目的で行われるのに対して、包装はプレゼント用のラッピングや装飾を目的に利用するのが一般的です。包装は頑丈さよりも見た目を重視しており、荷物を配送する場合には適していません。一方の梱包は、以下の素材を使用して荷物を衝撃から保護するので、配送時に荷物が破損する心配も少ない傾向にあります。


外装:段ボールや木箱など

内装:発泡スチロールやエアークッション、ポリエチレンシートなど


梱包作業のメリット


ここからは、梱包作業のメリットを解説します。


体力に自信がない人もやりやすい


梱包作業は基本的に定位置で行い、動き回ることはほとんどありません。立った状態で作業する場合が多い傾向にありますが、作業に慣れてくれば体力的に自信のない方でも働きやすい環境だと言えるでしょう。また、会社によっては椅子を支給してもらえるケースもあり、荷物を持ち上げる作業も少ないので足腰が弱くても挑戦しやすい点もメリットです。


誰でも挑戦できる


梱包作業に必要な資格はなく、経歴のブランクがある方でも挑戦できます。単純な作業を繰り返し行うことで自然に業務内容を覚えられるので、仕事に慣れてくれば梱包作業を難なく行えるでしょう。また、梱包作業が向いていれば、以下の資格を取得するのもおすすめです。


工業包装技能士:安全性や衝撃への強さを考慮しながら製品を包装できる人に与えられる国家資格

包装管理士:製品の安全性や環境に配慮しながら包装できる人に与えられる民間資格


働ける時間帯が広い


梱包作業は24時間の交代勤務のため、働ける時間帯が幅広く、ライフスタイルに合わせてシフトを選べます。短時間勤務が可能な場合もあり、空いた時間を利用して収入を得たい場合にもおすすめです。また、早朝や夜間のスタッフを募集している場合も多く、少ない残業でプライベートの時間を確保しやすいので、ダブルワークを希望する場合にも適しています。


高いコミュニケーション能力を必要としない


梱包作業に高いコミュニケーション能力は必要ありません。取引先との関わりや接客もなく、基本的に黙々と作業を進めていくので、人間関係に悩む心配が少ない点もメリットです。また、他のスタッフと作業速度を合わせる必要もなく、慣れてくれば作業効率の向上に意識を集中できるでしょう。ただし、コミュニケーションをとる機会が少ないとはいえ、最低限のビジネスマナーを身につけておくことも大切です。


幅広い年齢層や属性の人がいる


梱包作業は学歴や経歴を問わず働ける仕事なので、スタッフの年齢層や経歴の幅が広く、人間関係に悩む心配が少ない傾向にあります。職場で浮かないか不安な方でも挑戦しやすく、気の合う友人を見つけられれば、仕事以外で交流できる可能性もあるでしょう。また、作業中に動き回ることもないため、シニア層や足腰の弱い方にもおすすめです。


梱包作業がきついと言われる理由


ここからは、梱包作業がきついと言われる理由を説明します。


時間に追われやすい


梱包作業は、荷物の発送に必要な工程の最終段階に位置するので、梱包前の作業が遅れることで時間に追われやすい傾向にあります。制限時間が定められている場合も多く、時間内にノルマを達成しなければならない点にプレッシャーを感じる方もいるかもしれません。しかし、梱包作業は慣れてくると効率的に作業を進める方法がわかってくるので、時間に追われる状況でも慌てることなく、確実に作業をこなしていくことが大切です。


商品ごとに適した梱包を覚える必要がある


荷物を梱包するには、各商品の最適な梱包方法を覚えなければなりません。荷物の種類が増えるほど覚える量が多くなり、臨機応変に梱包する必要もあるので、作業に慣れるまではきついと感じることもあるでしょう。商品の保護すべき部分を見極め、どのように梱包するのが最適か考えながら作業を進めることで、商品ごとの最適な梱包方法を徐々に理解できるようになります。


閑散期と繁忙期の差が激しい


閑散期と繁忙期の忙しさに差がある点も、梱包作業がきついと言われる理由の一つです。閑散期は必ず訪れるものではありませんが、天候や自然災害の影響を受けやすいと言われており、以下の時期に作業量が増える可能性があります。


クリスマスや年末年始

お盆休み

引越しシーズン

商品の需要が高まる時期

地域の特産品が収穫される時期

観光客が殺到する時期


また、ネット通販の需要が高まりつつある現代では繁忙期が多くなりやすく、梱包作業に慣れていない段階では、閑散期と繁忙期の差にきついと感じることもあるかもしれません。そのため、閑散期を利用して体調を整えたり、円滑に作業するための社内環境を整えたりして、忙しい時期に備えておくことが大切です。


梱包以外の業務も必要になることがある


梱包以外に必要な業務は、以下の3つです。


検品


荷物を適切に保護していても、中身が不良品であれば梱包作業の意味がありません。そのため、梱包作業を行う際は事前の検品で不良品の出荷や配送ミス、納期遅れを予防することが大切です。検品とは、梱包前の商品に問題がないか確認する工程のことを指します。検品作業で確認する項目は、以下の通りです。


小さな傷や破損がないか

異物が混入していないか

正常に作動するか

商品の種類や数量が注文内容と合っているか


ピッキング


ピッキングとは、梱包作業が必要な商品をまとめる作業のことで、仕分け・ラベリングや検品の前に行われます。注文書に合わせて素早く荷物を運ばなければならず、基本的に徒歩で作業を進めるので、体力を温存しながら行うことが大切です。また、大量の荷物をピッキングする際には、フォークリフトやベルトコンベアを使用して作業の効率を上げる場合もあり、正確性やスピードが求められます。重い荷物の上げ下ろしを担当することもあるので、足腰の弱い方は事前に会社へ相談しておくとよいでしょう。


仕分けやラベリング


大量の荷物を梱包する場合は、商品の仕分けやラベリング作業を担当する場合もあります。仕分けとは、商品を種類ごとに分類する作業のことで、作業内容は以下の通りです。


梱包前:指示書の内容に合わせて商品を仕分ける

梱包後:配送を円滑に進める目的で配送先ごとに荷物を仕分ける


一方のラベリングは、商品の詳細情報を記載したシールを貼る作業のことを指します。梱包前であれば成分表やバーコードを、梱包後であれば段ボールに配送伝票を貼ります。仕分けやラベリングの作業自体は簡単ですが、異物の混入や指紋の付着に注意しながら作業を進めることが大切です。特に、ラベリングは作業場所を清潔に保ち、ピンセットを使用して商品とシールの間にホコリや髪の毛が入らないように工夫しましょう。


まとめ


梱包作業は、覚えることも多く時間に追われやすい傾向にありますが、勤務時間の幅が広く、体力に自信のない人でも働きやすい仕事です。検品やピッキング、仕分け作業など、梱包以外の業務を担当する場合もあり、さまざまな作業を効率的に進める能力が鍛えられるでしょう。この記事を参考にして、梱包作業の仕事を探してみてください。