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期間工と派遣社員はどう違う?それぞれのメリットとデメリットを紹介

期間工と派遣社員はどう違う?それぞれのメリットとデメリットを紹介

2024.07.10

お仕事ナビ

期間工と派遣社員は、どちらも多くの企業で募集される雇用形態ですが、その違いやメリット・デメリットを理解している人は少ないかもしれません。

本記事では、期間工と派遣社員の基本的な違いと、それぞれの働き方の利点・欠点を詳しく解説します。どちらの雇用形態が自分に合っているかを判断するために、ぜひ参考にしてください。


期間工と派遣社員の違いとは?


期間工と派遣社員は、主に以下の違いがあります。


契約先


期間工と派遣社員は、雇用契約先が異なります。人材派遣会社と契約し、派遣先の企業で働くのが派遣社員です。一方、期間工は工場やメーカー本社と直接契約を結びます。

待遇や労働条件などの要望は雇用契約先に伝えるため、派遣社員は派遣会社に相談するのに対し、期間工は直接雇用先の企業に伝えることが可能です。また、直接雇用である期間工は、社会的信用も高く、クレジットカードの発行やローンの申請時に有利になることもあります。


報酬


期間工と派遣社員では、報酬体系にも違いがあります。期間工は基本給に加え、多くの手当が支給され、入社祝い金も高額です。このような高い報酬を目当てに、期間工を志望する人も少なくありません。一方、派遣社員の報酬は基本給と時給に含まれるボーナスが主で、追加手当はあまり多くないことが一般的です。

また、期間工には長期勤務で受け取れる満了慰労金があり、長く働くほど支給額が増えるため、半年以上働く場合は期間工のほうが高収入を得られやすいでしょう。


失業保険の受給条件


期間工は契約期間が3~6カ月で、契約満了後の退職は「満了退職」となり、失業保険は申請から約1カ月後に受給開始となります。

一方、派遣社員は次の派遣先を紹介されても就業を拒否すると「自己都合退職」と見なされ、失業保険は申請から約4カ月後に受給開始されるのが一般的です。ただし、派遣会社が次の派遣先を紹介しない場合は「会社都合退職」となり、早く受給が始まるケースもあります。


社員登用の可能性


企業は長期間働く優秀な期間工を正社員に昇格させることがあります。一方、派遣会社と契約している派遣社員は、派遣先企業での社員登用の可能性は低い傾向があります。派遣先の企業は派遣社員としての雇用を選んでおり、正社員登用の機会が少ないのです。

期間工は企業と直接契約しているため、派遣社員よりも社員登用の可能性が高く、ステップアップがしやすいでしょう。


派遣社員のメリット


ここでは、派遣社員のメリットを紹介します。働き方を選ぶ際は、自分に合っているかどうかを考慮することが大切です。


採用に関して派遣会社にサポートしてもらえる


派遣社員は派遣会社のサポートを受けられ、採用活動が効率的に進められることが魅力です。派遣会社の担当者は派遣先企業の情報に詳しく、履歴書の作成や面接のアドバイスを提供してくれるため、採用もされやすくなります。

企業研究にかける時間を減らして効率的に就職活動ができ、自分で応募するよりもスムーズに職場を見つけられるでしょう。


さまざまな職場を経験できる


派遣期間が終了すると次の職場を紹介してもらえる派遣社員は、さまざまな職場を経験できます。多様な職場での経験は、スキルの幅を広げ、キャリアアップにも役立つでしょう。

また、派遣会社が提供する異なる職種や勤務地から自分に合った仕事を選び、適性や興味に合わせて柔軟に働くことが可能です。このような経験の積み重ねによって、将来的な職業選択の幅が広がります。


就業中も担当者に相談ができる


派遣社員は、就職活動中だけでなく就業中も派遣会社の担当者に相談できるというメリットがあります。仕事内容や待遇に関する悩みがある場合も、担当者が派遣先企業と交渉してくれるため心強いでしょう。

派遣会社の担当者は派遣社員の雇用主であり、働きやすい環境づくりをサポートしてくれます。現場の状況も把握しており、的確なアドバイスを受けながら安心して仕事に取り組めることが魅力です。


派遣社員のデメリット


次に、派遣社員のデメリットも押さえておきましょう。


派遣切りのリスクがある


景気の変動や世界情勢の影響を受けやすい工場やメーカーでは、業績悪化に伴い、派遣契約が途中で打ち切られることがあります。

通常、契約期間中の解雇はほとんどありませんが、企業が倒産の危機にさらされている場合など、やむを得ない理由がある場合には解雇が認められることがあります。そのため、安定した雇用を望む場合には、派遣切りのリスクを考慮しなければなりません。


閑散期に給与が下がる可能性がある


派遣社員は時給制で働くことが一般的であり、閑散期や大型連休がある月には収入が減るリスクがあります。勤務時間が少なくなることで月収が安定しないこともあるため、会社の繁忙期と閑散期を理解しておくことが大切です。

勤務時間に応じて収入が変動する派遣社員は、計画的に収支を管理することが求められます。


期間工のメリット


ここからは、期間工のメリットを紹介します。


短期間でも稼ぎやすい


期間工は基本給が高いだけでなく、手当の種類が豊富なこともメリットです。入社祝い金や満了慰労金、皆勤手当などが支給されることが多く、時給以外の収入も期待できます。

また、契約期間は3~6カ月が一般的ですが、更新を繰り返すことでさらに手当が加算され、収入が増える仕組みです。このように、短期間で効率的に稼げることは、期間工の大きなメリットといえます。


目標を立てやすい


目標に向かって効率的に収入を得られることも、期間工のメリットです。期間工は契約期間が明確に決まっており、具体的な目標を立てやすいでしょう。

例えば、特定のイベントに参加するための資金をためたい場合や、旅行に行くための費用を稼ぎたい場合など、契約期間を逆算して計画的に働くことが可能です。


休みが固定されている


大手メーカーの期間工は、土日休みやシフト制でも3勤3休、4勤2休など、休みが一定のパターンで決まっていることが多い傾向があります。そのため、生活リズムを安定させやすく、プライベートの計画も立てやすいことが特徴です。

また、仕事を持ち帰る必要がなく、オンとオフを切り替えてしっかりと休息を取れるでしょう。


期間工のデメリット


自分らしく働くために、期間工のデメリットも知っておきましょう。


仕事内容が単調


期間工の仕事は初心者でも取り組みやすい業務が多く、早く仕事に慣れることができますが、その反面、同じ作業の繰り返しが続き飽きやすいという側面もあります。

単調な作業の中でも自分なりに工夫して楽しめる人や、もくもくと作業を進めたい人には向いていますが、単調な作業が苦手な人にはデメリットとなるでしょう。


募集が多いわけではない


期間工は好待遇で応募が多いものの、常に募集があるわけではありません。そのため、応募が集中し、面接で落ちる可能性も高くなります。

期間工で働きたいと考えている人は、常に求人情報をチェックし、募集が開始されたら迅速に応募できるように準備しておくことが大切です。狭き門となることも多いため、チャンスを逃さないようにしましょう。


まとめ


期間工と派遣社員には、それぞれにメリットとデメリットがあり、自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせて、どちらの働き方が適しているかを考えることが大切です。

Man to Manでは、入社特典や寮付きの工場勤務、紹介予定派遣など、さまざまな求人を紹介しています。職種や勤務地、条件を検索して、自分らしく働ける職場をぜひ見つけてください。