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派遣の給料の仕組みって！？【派遣でお仕事探している方は必読！】

2020.07.28

お金に関する話

派遣と言う働き方を例えば、ドラマ「派遣の品格」を見て興味を持った方もいるかもしれません。

では、実際、派遣という働き方と他の働き方との違いってどんなところにあるでしょうか？

今回は、「給料の仕組み」という観点でお伝えさせて頂きます。

私達は愛知県名古屋市に本社を置く、工場など製造系のお仕事を中心に人材派遣や人材紹介等を展開する総合人材サービスの会社で、「あなたの探す仕事がきっと見つかる！」をコンセプトに事業を展開させて頂いております。

まず、そもそも「派遣」と単純に言っても、派遣の働き方でもいろいろ種類があったりします。それぞれまずこちらの解説からさせていただきます。

①登録型派遣

登録型派遣とは、期間を設けるタイプの一般的に言ういわゆる派遣になります。期間が満了し、更新がされなければまた新しく仕事を探すことになりますが、「契約満了から新しく仕事が決まるまでの間」は給与が支給されません。

②常用型派遣

派遣社員が会社に常に在籍（派遣会社との間で契約社員または正社員として所属）し、仕事がある時もない時も給与をもらえるという働き方のことを指します。登録型派遣との大きな違いは、期間が終わっても会社との雇用契約が続くという点でしょう。どちらかというと技術力の高い方が多い働き方になります。

③紹介予定派遣

期間が満了した後に派遣先への正社員などの直接雇用として入社することを見込んだ働き方になります。派遣会社は、派遣先に対して、将来の正社員としてスタッフを派遣・紹介するため、派遣スタッフと派遣先の会社とのお試し期間のような扱いとして、派遣期間を活用するようなイメージとなります。

派遣社員の給料を考える前に・・・実は派遣会社と派遣先の会社との契約を交わします。

この契約では派遣先の会社が派遣会社に「時給換算でいくらお支払するか」や「お仕事の内容」などを決めています。

ここから、派遣会社の例えば、営業や管理部門の給料や事務所の賃料、人材募集費用、社会保険料会社負担分などの原価を引いて、最終的に派遣会社が派遣スタッフさんにお支払する給料が決まっていくことになります。

業界平均ではもともとの会社間の契約した金額の7割くらいが派遣スタッフへの給料となるといわれています。

ここで、3割も取られているの？と感じた方もいらっしゃると思いますが、実はそれでも派遣先の正社員の給料を時給換算すると、派遣先の正社員よりも派遣スタッフの方が時給では高いことが多くあります。

これはドラマ「派遣の品格」の中でたびたび取り上げられますね。また、資格や技能が高くなると、時給が上がる傾向にあります。これもドラマを見ているとわかりますね笑

派遣社員の賃金というのは全体の7割くらいになる旨は先ほどご説明させて頂きましたね。では、3割の中で派遣会社はどんなことにお金を使っているかというと・・・

１．社会保険料：約10％

２．派遣社員の有給休暇費用：約5％ →派遣先が払ってくれるわけではなく、派遣会社が払う費用となります。

３．スタッフ募集の求人広告や事務所の賃料などの販売管理費：約14％

４．利益：約1％

このような内訳が一般的な派遣会社の内訳だといわれています。例えば契約した時給が1500円だとしたら、実際に支払われる時給は約1050円となります。

このように派遣会社はめちゃくちゃ儲かる！という事業ではないのですが、多くの新しくお仕事をチャレンジしたいという方と専門スキルが欲しい！や人手が足りない！という会社とをマッチングすることで、事業が成り立つ、社会貢献度が高い業界だと私たちは考えております。

はい、今回の工場求人ジョブズのブログでは「派遣の給料の仕組みって！？【派遣でお仕事探している方は必読！】」をお伝えさせて頂きました。ぜひ、皆様のお仕事探しのご参考にして頂ければと思います。次回も楽しみにお待ち下さいね！

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