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給料アップも夢じゃない!持ってると便利な工場での資格とは?

給料アップも夢じゃない!持ってると便利な工場での資格とは?

2022.01.10

お金に関する話特集レポート

工場に就職したい、長く勤務し続けたい!そう考えているあなたの味方はなんと言っても「資格」です。



持っていれば就職の際に有利になるだけでなく、給料アップや昇進、社員登用にもつながり、可能性を大きく広げてくれることでしょう。でも、資格を取るのはなんだか大変そう……。そう悩む必要はありません。



世の中にはたくさんの資格がありますが、とんでもなく難しいものばかりではないのです。今回はそんな中から、さまざまな工場で役立つ資格をご紹介いたします。



ものを作るために必要な資格



工場は「なにかをつくる」場所ですが、取り扱う機械や素材は様々で、職種によって大きく異なっています。そして資格もその分だけ数多く用意されていて、未経験から取得できるものも少なくありません。



例えば「食品衛生責任者」は、1日講習を受ければ取得できる比較的簡単な資格ながら需要が高く、工場に限らず求人数も多い資格です。



ハードルが高いイメージのある溶接ですが、「ガス溶接技能者」ならば学科と実技で合計2日の技能講習のみで取得できます。手に職をつけたい方にとっては、まさに第一歩となりうる資格と言えます。



化学メーカーの工場や、塗料・インキなどを扱う現場で役に立つ「有機溶剤作業主任者」も、3日間の講習を受けた後、簡単な試験(合格率9割以上)に合格するだけで取得可能な国家資格です。



携帯用グラインダーなど、円盤状の砥石で金属を削ったり磨いたりするための機械を使う際に役立つ「自由研削といし取替試運転作業者」は、18歳以上であれば特別教育を1日受ければすぐに取得できます。



ものを動かすために必要な資格



工場には大きな荷物や重い資材など、人の力で動かせないものがたくさんあります。 そこで活躍するのがクレーンやフォークリフトといったパワフルな機械ですが、安全に操作するためにはちゃんとした資格を持っていなければなりません。



フォークリフトは必要書類をそろえて最寄りの教習所に申し込み、講習を受ければ運転できるようになります。最大積載荷重1t以上のフォークリフトならば最長で5日ほどの技能講習を、1t未満ならば2日間の特別教育を受ければ取得可能です。



クレーンの資格は種類の違いによって5つに分かれていますが、車輪がついていない、工場内だけで使う小さいもの(吊上げ荷重5t未満)であれば2日間の特別教育を受講することで操作できるようになります。



ただし、クレーンのフックへの物の付け外しやワイヤーを使った作業をするには別途「玉掛け技能者」の資格が必須となるので、時間とお金が許すなら一緒に取得することをおすすめします。持っていれば工場だけでなく、倉庫や建設現場で役に立つ点も魅力的です。



危険物を扱うために必要な資格



化学工場などで働くときには、石油やガスや毒物といった危険物を用いることになります。



ですから正しい知識を持って安全に作業を進めるために、まず必要な資格を持っていることが働くための条件となっていることも少なくありません。



最も有名なのは「危険物取扱者」の資格でしょう。こちらは取り扱う危険物の種類によって分類されており、丙種・乙種第1類~第6類、甲種と全部で8種類の資格が用意されています。



最上位の甲種を取得できれば規定にあるすべての危険物を取り扱えるようになり、さらなる活躍が見込めます。



ただし、甲種の試験を受けるには必要な知識を持っているだけでなく、乙種の資格を4種類以上持っているか、乙種の資格を持って2年以上の実務経験を積んでいるか、または大学等で化学を学んでいる必要があります。



そのため最初は乙種の中から必要なものを順番に取得して、働きながら勉強を進めていく人も多くいます。



ひとつ間違えれば大きな事故につながるものを扱う資格のため、難易度は高めですが、自分のペースで取得を目指していきましょう。



企業によっては、持っていることで資格手当をもらえる場合もあります。この他にも簡単なものや難しいもの、国家資格や民間認定の資格など、まだまだたくさんの資格があります。



就職・給与アップ・正社員登用など目標は人それぞれですが、まずは望んだ道を進んでいくための力になりそうなものから取得を目指してみてはいかがでしょうか。