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いざ工場の面接へ!緊張しないで面接を進める虎の巻

いざ工場の面接へ!緊張しないで面接を進める虎の巻

2022.02.20

工場ハンドブック

面接が苦手な人も多いでしょう。



こんな話をしたい、あんな話をしたいと思っていたのに、緊張してしまって何も伝えられなかった。そんな後悔は誰にでもあるでしょう。



では、そもそも人はどうして緊張するのでしょうか?



これは脳内で発生する神経伝達物質の1つ「ノルアドレナリン」が関係しています。この物質により生み出されるのが怒りに関連するホルモン「アドレナリン」です。



じつはノルアドレナリンが脳に放出されるのは、身の危険を感じたとき。つまり緊張は戦闘状態に入った合図なのです。生物が進化する過程で獲得した防御本能によって緊張は起こります。



野山の動物だったら緊張した後は逃げるか戦うぐらいしか選択肢がありません。しかし人間は、緊張状態のまま話す必要があるのです。



緊張という状態を獲得した生物の歴史を考えると、緊張から抜け出せないのも致し方ないと感じることでしょう。そして緊張せずに面接を乗り切るためには、こうしたあきらめが重要になってくるのです。



人は「○○してはいけない」と考えるほど、その考えに縛られる傾向があります。つまり「緊張してはいけない」と考えると、余計に緊張が高まってしまうのです。



だからこそ、まずあきらめましょう。「本能だから仕方ない」と受け入れることで、より強い緊張状態に入ることを食い止める。それが緊張対策の第一歩です。



面接で緊張しないためのレッスン



■身体の仕組みを利用して緊張を解く


緊張を司るのは交感神経です。そして交感神経の活動は、副交感神経が活発化すれば抑えられるのです。交感神経と副交感神経はシーソーのようなもの。どちらかが活性化すると、もう片方は抑制されてしまいます。



こうした身体の機能を使って、緊張を解きほぐすことができます。そこで試してもらいたいのは深呼吸です。ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐く。この動作を数分間繰り返すだけで、副交感神経の活動が活発化し、緊張も収まってくるはずです。



さらに無理にでも笑顔を作ってみましょう。リラックスすれば笑顔になりますし、その逆も起こります。笑顔を作れば副交感神経が優位に働き、緊張状態を脱することにつながります。



また笑顔は面接中にも絶対に必要です。実際の面接室に入る前に笑顔を作って緊張を抑え、本番でもにこやかな表情ができるようにしましょう。



■重要なのは面接の序盤


面接の緊張を抑える手段の1つにイメージトレーニングがあります。どんな質問がくるのかを予想して返答を準備することで、それなりの安心感を持つことができるはずです。



さらに面接前、実際に練習してもらいたいことがあります。それは呼ばれてから、ドアを開け、椅子に座り、「よろしくお願いします」と挨拶するまでの一連の動作です。



じつは緊張している際、大きな失敗を序盤にしてしまうと立て直すのが難しくなります。逆に最初の動作を手順通りしっかりとできれば、多少緊張していてもスムーズに面接に入っていけるものです。



何ということもない動作の連続ですが、繰り返し練習して序盤だけは絶対に失敗しないと思えるようになれば、思った以上に安心感を得られるはずです。



■時間を守ることで余裕が生まれる


序盤に失敗しないためにも、重要なことは余裕を持った会場への到着です。



遅刻ギリギリで会場に走り込んで面接を受けても、汗はダラダラ、緊張を緩和する時間もなく、落ち着いて面接に対処できなくなってしまいます。



たとえ交通トラブルが起こっても、深呼吸をし、笑顔の練習をする余裕のある時間配分を心がけましょう。



対策法のまとめ



ここまでに示した対策法は、以下の通りです。



1.緊張するのは当たり前だと受け入れる


2.数分間、深呼吸を繰り返す


3.笑顔をつくる


4.面接の部屋に入ってから挨拶までを繰り返し練習する


5.時間的な余裕をもって面接会場に向かう



このような小さな行動の積み重ねが、緊張を解きほぐしていきます。ぜひ試してみてください。