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ピッキングとはどんな仕事?初めてのバイトにもおすすめ!

ピッキングとはどんな仕事?初めてのバイトにもおすすめ!

2024.04.03

その他

ピッキングと聞くと、注文書通りに荷物を運ぶ作業を想像しますが、作業方法に応じて荷物のまとめ方を変えなければならないことをご存じでしょうか。

今回は、ピッキングとはどのような仕事なのかを紹介します。取り扱う商品の種類やメリットも解説しますので、これからピッキングに挑戦する人は、ぜひ参考にしてください。


ピッキングとは


まずは、ピッキングの概要を説明します。


ピッキングとは?


ピッキングとは、倉庫や工場にある商品を伝票やリストに従って指定の場所へ運ぶ作業のことです。保管場所の規模が大きいほど、取り扱う商品の種類や数も多くなり、配送スケジュールに合わせて正確に作業を進めなければなりません。また、宅配便の取り扱い件数が増加傾向にあることから、ピッキングの需要も高まっており、人的ミスの軽減はもちろん、素早くピッキングを行うためのシステムやルールづくりも求められています。


ピッキングではどんな商品を扱う?


ピッキングで取り扱う商品は、以下の通りです。


食品

日用雑貨

本類

電化製品

衣料品


商品の種類によって重さや大きさが異なり、重量物やサイズの大きな商品であれば、フォークリフトを使用するケースもあります。さまざまな種類の商品を取り扱っている場合は、保管場所を覚えるまで苦労するかもしれませんが、慣れてくれば問題なく作業を進められるようになるでしょう。また、工場の場合はピッキングで商品をまとめるケースもあり、外国製品を取り扱う場合は語学力が求められる場合もあります。


ピッキングの勤務体制


ピッキングは24時間稼働している場合が多く、勤務体制は各会社で異なるので、短時間勤務や交代制のフルタイム勤務など、自身のライフスタイルに合わせてシフトを調節するのがおすすめです。会社によっては夜勤に入らなければならないケースもありますが、手当の支給で収入を上げられるでしょう。また、短期間で収入を得たければ、日払いや週払い、繁忙期の短期バイトを選ぶのもおすすめです。ピッキングの勤務体制で気になる点があれば、募集要項や雇用契約書を確認し、必要に応じて会社へ問い合わせておくとよいでしょう。


ピッキングの仕事はバイトだけ?


ピッキングの仕事はアルバイトが中心と思われがちですが、以下の業界で正社員を多く募集しています。


文房具

食料品

コスメ

医薬品


未経験でも正社員になれるので、アルバイトで実務経験を重ねたり資格を取得したりしながら、キャリアアップを目指すのもおすすめです。特に、フォークリフトの免許はピッキングの現場で重宝される資格で、時給が上がったり正社員採用で有利になったりする可能性も高いので、正社員を目指す場合は取得を検討してみるのもよいでしょう。


ピッキングの種類


ここからは、ピッキングの種類を紹介します。


シングルピッキング(摘み取り方式)


シングルピッキングとは、注文ごとに商品をまとめる方式のことで、一緒に梱包する商品を担当者へまとめて運びます。ネット販売で注文された商品をまとめる際に採用される場合が多く、簡単な作業でミスが少ない点や梱包作業をスムーズに進められる点がメリットです。ただし、他の方式よりも移動頻度が多く、注文数が増えると作業効率が下がることから、体力が求められる場合もある点にご注意ください。

なお、シングルピッキングは基本的に1人で作業を行い、他のスタッフと連携することはほとんどありません。ただし、作業が遅れると、他の工程を担当するスタッフに影響を及ぼす可能性もあるので、効率的に作業を進めることが大切です。


トータルピッキング(種まき方式)


トータルピッキングとは、商品の種類ごとに必要な数量の荷物をまとめる方式のことで、仮置き場に運んだあとで配送先ごとに仕分けされます。出荷数が多く品目数が少ない場合に採用されやすく、個人よりも企業への配送に適しています。また、作業動線や移動距離が短く、数量を検品しやすい点も特徴です。

トータルピッキングは複数人のチームで作業を進める場合が多く、スピードや正確性に加えて、ある程度のコミュニケーション能力も求められます。ピッキングと仕分けを同時に行うので、注文が一定数を満たすまで作業を始められない点にも注意が必要です。


マルチオーダーピッキング


マルチオーダーピッキングとは、ピッキングと仕分けを同時に行う方式のことで、カートやコンテナに食品や衣料品、日用雑貨などをまとめ、ベルトコンベアに流す作業のことを指します。仕分け専用のスペースを確保する必要がなく、荷物をまとめるのと同時に各配送先へ仕分けるので、効率的に作業を進められる点がメリットです。

また、マルチオーダーピッキングは保管場所が広く出荷数が多い場合に適しており、作業効率を高めることで人件費の削減効果も期待できます。ただし、ミスの発生率が高く、出荷を誤ると返品対応で無駄なコストや手間がかかる可能性もあるので、検品作業を重点的に行わなければなりません。ピッキングカートやWMSシステムを導入すれば、マルチピッキングのミスを予防できるでしょう。


ピッキングの魅力


ここからは、ピッキングの魅力を解説します。


初心者でも始めやすい


ピッキングは、専門的な知識や資格が必要なく、学歴や経験も問われないので、初心者でも始めやすい仕事です。作業内容も簡単で、取り扱う商品の種類や保管場所を覚えられれば、誰でも問題なく仕事に取り組めるでしょう。また、ピッキングは基本的に同じ作業を繰り返すので、短期間で業務に慣れて作業効率の向上に意識を集中できる点も魅力の一つです。未経験から正社員へのステップアップも可能で、1人で黙々と作業を進められるので、気軽に仕事を始めたい方は、ぜひピッキングに挑戦してみましょう。


体を動かしながら仕事ができる


ピッキングで移動しながら荷物をまとめていくうちに、運動不足を解消できる点もメリットです。移動範囲は作業場所の大きさで異なりますが、適度に体を動かしながら働けるので、体力向上も期待できます。

また、保管場所や作業動線を見直せば、作業効率を上げることも可能です。マニュアル通りに作業を進め、ダブルチェックを徹底することで、正確性を高める効果も期待できるでしょう。

運動不足の方や体力の向上を目指している方は、体を動かしながら働けるピッキングの仕事をぜひご検討ください。


コミュニケーション能力に自信がなくてもできる


ピッキングは、他の業種よりも人と関わる機会が少なく、基本的に一人で黙々と作業を進めるので、職場の人間関係に不安のある方にも適しています。営業や接客も不要なので、会話が苦手な方でも働きやすいといえるでしょう。

ただし、コミュニケーション能力に自信がなくても、挨拶や業務連絡など、社会人として最低限のマナーはわきまえておかなければなりません。人と接する機会があれば、丁寧な対応で円滑にコミュニケーションがとれるよう心がけるとよいでしょう。


場合によっては高収入が期待できる


ピッキングで夜勤に入ると、手当が支給されるので高収入が期待できます。日勤よりも夜勤のほうが収入を増やしやすいので、夜型のライフスタイルを好む方や短期間で収入をあげたい方は、夜勤の回数を増やしてみるとよいでしょう。また、ピッキングは日払いや週払いの制度を採用している会社も多く、繁忙期であれば残業手当が支給される場合もあります。さらに、フォークリフト免許を取得すると資格手当を支給してもらえる会社もあるので、興味がある方は資格の取得にも挑戦してみてください。


ライフスタイルに合わせて働きやすい


ピッキングは、スタッフ数が多く確保されていることから、シフトを調整しやすくライフスタイルに合わせて働ける点も魅力です。勤務時間や場所、給料など、希望の条件に合わせて仕事を選べるうえに、求人数が多く応募者が分散しやすいので、他の業種よりも採用されやすい傾向にあります。

ただし、会社によっては最低出勤数が設定されている場合もあるため、契約前に確認しておくと安心です。また、ピッキングは空き時間を活用して働くことも可能なので、主婦の方やダブルワークで働いている方も、ぜひピッキングの求人に応募してみましょう。


まとめ


ピッキングは、簡単な作業で覚えやすく、コミュニケーションに自信がない人でも働きやすいので、初めてアルバイトに挑戦する方にもおすすめです。夜勤の回数を増やしたり、資格を取得したりすれば、高収入も狙える業種なので、ピッキングにぜひ挑戦してみてください。